義歯の製作方法には様々な方法があります。
弊社では、各々の患者様に合った義歯製作法を歯科医師の診査・診断に基づき、製作法を選択いたしております。
大きく分別をするならば、治療用義歯を使用する方法。使用しない方法。となります。
しかしながら、義歯でお困りの多くの方は、正しい噛み合わせではなくなっている事が多く、その場合には治療用義歯を使用する方法をお勧めいたしております。
ハイドロキャスト義歯(Hydro-Cast Denture)
ハイドロキャストプログラム(アメリカ)に基づく義歯の製作法。治療用義歯の内面に粘膜調整剤(ハイドロキャスト)を填入し、
その印象や排列を基に最終義歯を製作法。
【ハイドロキャストプログラム】は、
クラーク・スミス氏とDr.キャンベル(アメリカ)によって、
・『ハイドロキャスト ティッシュ コンディショナー』(義歯粘膜面の生理学的及び機能的な印象法)と
・『ハイドロキャストマシーン』(加圧加熱重合法によるレジンの精密重合器)
が開発された。
クラーク・スミス氏は『ハイドロキャストマシーン』
Dr.キャンベル氏は『ハイドロキャスト ティッシュコンディショナー』の開発を行った。
その材料と機械は、クラーク・スミス氏のKey-See Dental.Coで製作を行った。
また治療用義歯に『ハイドロキャスト ティッシュ コンディショナー』を用いることで、
・歯肉粘膜や義歯床縁周囲の筋肉の動きをおよそ2週間にわたり印象・記録
・審美的な確認、解剖学的・機能的な調和を図る
・咬合安定性の確認、確立
さらに口腔内で安定した状態の良い治療用義歯を基に最終義歯の製作に移る。
つまり、最低でも治療用義歯と最終義歯と2つの義歯を製作する方法である。
この方法は、クラーク・スミス氏とDr.キャンベルの2人の勧めでDr.Poundも導入し義歯製作に力を注いだ。
(クラーク・スミス氏 談)
健康義歯 (Healthy Denture)
銀座深水歯科の深水皓三先生(東京)とPDTLABOの堤嵩詞先生(神戸)が行っている治療用法。
治療用義歯を用いて、義歯内面に粘膜調整剤(コーソフトなど)を使用し、個々の口腔内の状態に合った義歯
の形態のメイキングやフラットテーブルの圧痕を基にした排列をすることにより、最終義歯を製作する方法。
Gerber Method
Prof.Gerberの理論は、一つの考えにとらわれず、個々の患者の顎機能の診査・診断及び
顎提条件によって人工歯の排列を決定する。口腔内において機能する義歯を制作できる方法の一つである。
BPS Denture
BPSデンチャー BPSとは、Biofunctional Prosthetic System(生体機能的補綴シスムの略で、イボクラールビバデント社が開発した入れ歯製作システムです。治療用義歯は使用しない方法。
オーバーデンチャー(インプラント義歯、アタッチメント義歯)
ノンクラスプ(バネの無い入れ歯)
各種マウスピース・スプリント
弊社ではエルコフォーム3D(エルコデント社)の吸引形成器を使用しております。
エルコデント(ERKODENT)の成形機(エルコフォーム)は、スポーツマウスガード、3DSやホワイトニングトレーはもちろんのこと
インプラントのステント、スプリント、矯正の拡大床、いびき防止のスリープスプリントなど幅広く製作が可能です。